2020丹波縄文の森塾3日目(8月1日)
8月1日、長い梅雨が明け真夏の太陽の下で丹波縄文の森塾3日目を開催しました。
この日のプログラムは、縄文土器の野焼きと水性生物の観察です。
縄文土器野焼きでは、陶芸家の宮本ルリ子先生と市野和俊先生の指導のもと、7月塾で成形した土器などを野焼きにしました。まず、枯れ枝を積み上げて火をおこし、その周りに土器を並べてゆっくりと温めます。1時間程温めた後、たき火に金網を乗せ、その上に土器を並べて焼きます。3時間程この状態で焼いた後、土器の上にも枯れ枝を乗せて焼き、最後、みんなで沢山の枯れ草を放り込みました。すると炎が4メートほど高く燃え上がり、「消防車が来ないかな。」と心配する塾生もありました。この火が燃え尽きるとゆっくりと自然に冷まし、明日、土器を取り上げます。どんな作品が出来上がるか楽しみです。
また、土器を焼いている間に6月に植えたサツマイモを観察しました。サツマイモは元気に育ち、畝の外までツルが伸び根が生えていたので、ツルを畝に戻す作業(ツル返し)を行いました。10月には自分が植えたサツマイモを収穫し、それぞれ持ち帰ることにしています。
水性生物の観察では、まず、ホトケドジョウを守る会の山科ゆみ子会長から丹波の川やそこに住む水性生物の話があり、またホトケドジョウをテーマにした紙芝居で環境を守ることの大切さを学びました。その後、公苑内の小川で水性生物を採集し観察しました。この日、採集できたのはメダカ、カワムツ、ヨシノボリなどの魚とアメリカザリガニ、ミナミヌマエビなど。小さな川にも沢山の生き物が棲んでいることが分かりました。
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縄文土器づくり:焚き火の周りに土器を並べゆっくり温めました。
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焚き火の上に土器を並べて焼きました。
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枯れ草を放り込むと炎が高く燃え上がりました。
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サツマイモの成長を観察し、ツル返しの作業をしました。
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山科先生による講話と紙芝居の後、小川で水性生物を採集・観察しました。