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令和2年度 丹波縄文の森塾7日目(11月28日)

11月28日、縄文の森塾7回目を開催しました。午前のプログラムは山登りですが、この日は朝からどんよりとした曇り空、そして塾を始めようとした頃に小雨が降り出しました。山登りは中止すべきかスタッフで相談しましたが、雨具も用意しており、雨がひどくなるようなら途中で引き返すことにして、予定どおり登ることにしました。
まず、松原アドバイザーから山での心構えや注意点について説明を受け、しっかりストレッチをした後、標高377メートルの山登りに挑戦しました。コース前半は、厳しい上り坂や岩場もありましたが、幸い雨も上がりみんな元気に頂上を目指しました。標高が高くなるにつれ周辺の山並みや市街地などの眺望が素晴らしく、「私の家はあの辺や!」「電車が走ってる!」と眼下に広がる景色に見入ったり、「ヤッホー」と叫ぶ声が響きました。お昼は山頂付近でいただきましたが、すばらしい景色の中でのお弁当は格別でした。
昼食後は、下山コース「冒険の道」を下ります。転ぶと下まで落ちてしまいそうな急な斜面が続く上に、落ち葉で滑りやすく最大の難所です。見下ろして「こわい!」と足をすくませる塾生もいましたが、スタッフが事前に設置したロープをしっかり握りしめながら、全員無事に下山しました。
下山後、焼き芋をいただきました。みんなが山登りをしている間に、杉本サポーターが大きな窯で石焼きにしてくれたもので、熱々の焼き芋は最高でした。
午後のプログラムは、脱穀体験です。10月に刈り取ったもち米の稲穂を、昔ながらの2種類の器具で脱穀しました。最初、なかなかコツがつかめなかった塾生もいましたが、スタッフやサポーターの指導を受けながら全員上手に作業することができました。この日脱穀したもち米は、次回の森塾でお餅にしていただくことにしています。次回の餅つきが楽しみです。

山登りでの注意点の説明を受け、ストレッチをしてから出発

頂上付近でお昼のお弁当

頑張って急斜面を下りました。

急斜面をクリアした後、展望台で集合写真

下山後の焼き芋

稲束を運び、昔ながらの器具で脱穀