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2020丹波縄文の森塾1日目(6月20日)

本年度、新型コロナウイルス感染拡大のため、丹波縄文の森塾の開塾を延期しておりましたが、6月20日(土)に小学生28名の参加を得て開催しました。
丹波の森公苑活動支援部 細見副部長の挨拶では、約1万5千年前の縄文時代には、人々が厳しい自然の中で、色々と知恵を絞って生活をしてきたことを例に、この塾では様々な体験を通して、工夫する力「知恵」を付けてもらいたいことなどの話がありました。その後、この塾での決まり事などについて説明があり、サポーターの皆さんやスタッフの紹介がありました。
開塾式の後には、木片を使って1年間使う名札を自分で作りました。名前と班名のほか好きな絵を描いたりして、それぞれ個性ある名札を作成。 
続いて、サツマイモ植え。まず、杉本サポーターからサツマイモの話や植え方についての説明を受けて、畑で一人1本ずつ苗を植えました。そして自分の植えた苗が分かるように竹の札を差し、各自で成長を観察していきます。そして秋には自分の苗からできたサツマイモを収穫し、それぞれ持ち帰って家族で味わってもらうことにしています。沢山のサツマイモができるか楽しみです。
この日の最後はオオムラサキの観察です。まず、角谷アドバイザーからオオムラサキの生態や特徴などについての話があり、また、同じ里山に住むスズメバチやマムシなどの危険な生物について、出会ったときの対応方法などの指導がありました。里山の中に設けられた第1ケージには、今、幼虫やサナギ、そして羽化した成虫がいます。角があるかわいい顔の幼虫、触るとブルブルっと震えるやサナギを観察したり、また、きれいな羽の成虫を見つけて手に乗せたりして楽しみました。

中庭での開塾式
それぞれ自分の名札を作りました。 

一人1本ずつサツマイモの苗を植え、自分が植えた苗が分かるように札を立てました。