季節のフォトギャラリー

Photogallery

春夏秋冬、四季折々の丹波の森公苑の様子をご紹介しています。各画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

植物(春)

植物(冬)

昆虫

鳥類

水辺の生き物

コバノミツバツツジ

コバノミツバツツジ

関西の山を代表するツツジ。名は「小葉の三つ葉つつじ」の意味である。5月には森公苑の「つつじの丘」に咲き誇る。花が美しく庭木にもよくされる。

セイヨウタンポポ

セイヨウタンポポ

名の通りヨーロッパ原産の帰化植物で環境省指定要注意外来生物。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。在来のタンポポより繁殖力が強く一年中花が咲く。

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ

「猩々袴」(猩々=中国の伝説上の動物)と書く。森公苑では早春のやや湿った山すそに見られる。かわいい花で園芸店でも見かけることがある。

スミレ

スミレ

本種は漢字で「菫」と書き、山菜としても利用する。スミレの仲間は種類が多く、それだけで図鑑にできるほどである。また、スミレ科にはパンジーなど毒のあるものもある。

キランソウ

キランソウ

別名ジゴクノカマノフタ(地獄の窯の蓋)ともいわれるが、筋骨草(きんこつそう)とよばれる生薬であり、仲春を表す季語にもなっている。

ムラサキサギゴケ

ムラサキサギゴケ

日当たりのよい草地やあぜ道に集まって咲く。名は花がサギに似ているから。苔とあるが苔の仲間ではない。

シダレザクラ(枝垂桜)

シダレザクラ(枝垂桜)

シダレザクラはエドヒガンの変わり種を園芸種にしたもので野生種は見つかっていない。華やかな桜で公園や庭に植えられる。

アセビ

アセビ

ツツジ科の有毒植物でシカは食べない。誤って食べた馬の姿から、漢字で馬が酔う木と書く。2月ごろからツリガネ状の小さい白い花が咲く。庭木にもされピンクの園芸種もある。

ウラジロ

ウラジロ

お正月の飾りに使われることで、シダ植物のなかで最も名の知れた種である。森公苑では所々で群落をつくっている。名の通り、葉の裏が白く他のシダと容易に見分けられる。

ヤブツバキ

ヤブツバキ

2月から春にかけて花が咲き、春の季語。散るとき花全体が落ちる。実から上質な椿油が採れる。江戸時代に日本からオランダに渡り、今では世界中で園芸種が作られている。

テングチョウ

テングチョウ

名は翅を閉じた姿が天狗の鼻のように見えるから。食草はオオムラサキやゴマダラチョウと同じエノキ。成虫で越冬し早春に活動する。また、秋にも再び見られる。時に大発生する。

ホトトギス

ホトトギス

カッコウに姿や習性がよく似ている。夏鳥で、ウグイスの巣に卵を産み育ててもらう(托卵)。「トウキョウートッキョキョカキョク」「テッペンカケタカ」などの鳴き声が知られれる。

ヤマガラ

ヤマガラ

大きさはスズメぐらいで、コゲラが開けた穴を巣にすることがよくある。人によくなれ、昔からペットとしてよく飼われた。器用で賢く芸をよく覚える。

カルガモ

カルガモ

体長50~60cmほどの渡りをしないカモ。雌雄同色で、くちばしが黄色く「グエーグエッグェと鳴く」。森公苑の三原池ではカルガモなど数種の水鳥が見られる。

メジロ

メジロ

梅の花の蜜を吸い来るのはこの鳥。体色はいわゆるウグイス色で、ウグイスとよく間違われる。名の通り目のふちが白い。押し合うように密接して留まる様から、「目白押し」の語源となる。

ウグイス

ウグイス

「ホーホケキョ」の鳴き声を聞いても、姿はなかなか見せない。春先の鳴き声は下手で、練習を重ね上手になる。梅に鶯というが、ウグイスでなくメジロである。体色も茶色っぽい地味な色である。

カワセミ

カワセミ

大変美しい鳥で「渓流の宝石」と呼ばれるが、普通の河川でもよく見られる。土手に巣をつくり、水中にもぐり魚や水生昆虫を餌とする。スズメよりやや大きい。

コゲラ

コゲラ

日本でいちばん小さいキツツキで、大きさはスズメほど。ギーギーと鳴く。森公苑では弱った木に丸い穴が開いているのはこの鳥の仕業である。

サワガニ

サワガニ

一生を淡水で過ごす国内唯一のカニ。きれいな水に生息し、冬は冬眠する。オスのはさみは片方が大きい(右が多い)。初夏に生まれる子どもは、海のカニと違い親と同じ姿で生まれる。

シュレーゲルアオガエル

シュレーゲルアオガエル

モリアオガエルと酷似するが、田植え時に泡状の卵塊を畔や土手に産む。目のふちや耳にかけての模様で見分けられる。名はオランダの動物学者ヘルマン・シュレーゲルにちなむ。

モリアオガエル

モリアオガエル

アオガエルの仲間で、アマガエルよりずいぶん大きいので見分けられるが、シュレーゲルアオガエルとはよく似ている。梅雨のころ、池など水面上の木の枝に泡状の卵塊を産む。

メダカ

メダカ

誰もが知っている淡水魚だが、2003年に環境省の絶滅危惧種に指定された。丹波地域においても生息場所が少なくなってきている。ヒメダカなど品種改良されたメダカが流通している。

オイカワ

オイカワ

コイ科の身近な魚で、繁殖期のオスはピンクや水色の婚姻色が鮮やかで美しい。森公苑の河川で繁殖が確認されており、稚魚も多い。ハヤやハエなどの地方名で呼ばれる。